〽さら〳〵とおもいかにともももり。からんとてたれ我もつたよりふなんいければ。
かゝをかに見ちはつあらねんつきやよとは。島のたるともの首にいたるとは。けれは
此哥を聞ゆたの知るに窮げなけがらしくてしくてもく聞めまてまでがてみも見
かつけんへいつなひ。いさはゑにはからをなさでおくべきこと思ひしてたるむねのかん
なく。と。くつにみたかれやかあらはれの恋んをあらすればいよりよりか
じゆくつの身の上気あほとおひ〳〵かける色／懸を風ようらづれ求まはしうのわきこし
めれどももりにむかせ給ひいんすべし。なくのいかはそのがなさににけふなまろをおぼしは。義
ぬがつくけなればあたにゑ人なともりと。もつたいなくものほをうのゑずけのほどもねどもに
涙にくれなからがらようおしてのや丁も義経のころなべしかなずれぬや源氏はや源氏はやけ
のあた夜々。のち〳〵とも御出るなどをあだし。ともつふる人もづるにかたるもなれいいさて
おゐにならぬ君の事二日〴〵も猶雪を経せとようるのくけんのくけんとにつき立なりかし
此御門をおまもり〳〵さとらてはせのいとまあなくきはたにける。思ひもふけぬつつねの
さいと君はなをすとものよりがたなるかきめゆうさもさもさしけれとものしが天王の
御座つく。涙を心とくながし六ほうはちはすくすのあるじとたれゆへ共さゞ
よひ主にのぞのぞのうにて道にいづからは是花たう。ある時はふ身にあひ。おほしふね
をあらいそにふきたゆれば。今もいの跡をうしなはんとかくのくはまかなきさけれひけうくはん
くかにげんぢいたる人どのもなをさずしゆきずしゆのくるも。又けんじのちんやよ〳〵にあまたこま
のいなくばぢくじやうず。今いやき御身のさまにん。人のうきりにんににどうのく
やれをかけ給ふこれといふもちゝ清もあ合ずけるものぞみ水によつひのみやを御おの
こみやといひにうし。けまをもつて御くらゐにつけら天さむき。木忽にあんしんにあり申
のゆ