上は。いづれ／遁れぬ娘が命未練の事
ながら一通り聞てたべ過去給ふ文道
春。夫婦の中聞なきを愁ひ清水の
辺なる三神の社へ立題立て日の参籠
其帰るさに産子の泣声肌に添しは雌龍
の／鍬形よし有＿二人の肌ならん。神の御告
とつれ帰り云月上しは桂姫間もなく
数￣ク初花と左に月花と詠めくら
せし姉妹を。是非に一人はない命数さ
にやならぬ品となる。せめて夫がまし