まさば問談合も有ふ物何をいふても
身一ツにかゝる声目も前生の趣
か悲しやと身を悔たる御城こゞめ兼てぞ
見へけるが思案極めて顔上杖柱共
思ふ姉妹勝り劣りはなけれ共釼で数
さば三神への恐れといひ殊に義理め一
姉娘爰の道理を汲分て妹の初
花をかはりに立て給はらば。此上もなき
御情といはせも果ず声あらず声あらゝける
なる三神の咎は恐れ神の御宮の王子