打守ん〳〵。今／今／焼に成て二親をこがれ
したふた心。根がいぢらしいやらふびんな
やら。其時名乗は安けれ共。悪義の
二字にからまれてじつとこたゆる奇
抱は熟鉄を呑分地ぞや焼野のきゝ
す夜の鶴子をあはれまぬはなき
と聞つめたら莟をどうよくに／音打
落し／手柄むごい親じやと冥
途から恨ん事の可愛やと我を
忘れし男液心を察し其夜の方