勅使と呼はる事諸共￣ノ中納安重
忍江衣冠正しく入給へば。思ひがけなぐ
人々は敬ひ請し奉る重公優美の御
数にて。曽比禁庭にて歌合せの折
から息女初花姫ゟ差上られしよみ
歌￣ノみさび江に／色の玉藻は乱る共しら
るな人に深き心をとあつを帝叡感
なゝめならず御賞の余り女官の列
に相くはへ玉藻の前と改めて。召つれ
来るべしとの勅諚并仕丁共書付たる