かどふで口の。たやどきなればさはる小柴津
変は／爰はお／庭先のしかり門戸をたゝくにも
たゝかれぬ不孝の報ひ此侭一重に鉄の
門ゟ高に心からら泣声さへも憚て簀易
片付泣居たり淫致は斯としらず酒の
外に誰やら人数の女座の御座ぬかと言づう
自身庭の面外には夫となつかしさ
恥しさも又先立て。おほふ袖萩亭ぬ
父／収り戸をびつしやり。何の御用
とふの浜ゆふも庭に立出て倭穀穀酒