根性迄が下立なめと恥しめ行れても
わつと泣。下立下良とはお情なは。夫もちは
筋風有侍米沢左中とは浪人の
仮の名別れた時の夫の外に筋目
も本名も中てござんず是見てたべ
と差出すを。取／沢紙のはしくれも補の
種にもなれはしと。思ふは母より直方が。
讀文禅の具の名に。奥州倍関
任とはなむ三宝根実任と縁組しかと
心もそゞろに懐中の一通取出し引合せば