将軍の友に任ぜられ諸しら王の尉装束給はつ大被仰付らるゝ
家のめんぽく是に過ずこと有ければ夫はお手づらめでやい〳〵
なにいは吉○いかさなる物。日ごつ恋し候。唐にと申つらせ来へる
本にてのうけ給ひし母兄弟頼み度こと有迚門外廻来ゆる
共おもすと云たひしき国の猛をはゞはず。おいくらは皆又毎
計と上の置しば。柊も上つ聞へを恐れはをかげてあれあれはれ
の感にて御地是はかせ共胎内はらぬ母の人縄かけし御心ていと
おつきさよとぞ語りけるなり縄はけとはよいろ次間上へて云わけ
有＿一／ずいぶんもてなせいでも射面では次内もせといふもせといふ
もつけるへてや露戸の内なふさん程。女かへきへつおかへりは
あまり高かくり其ゝははれと立出る形はいや産木の松の松のしぬら
まれ夏はづら恋居くるし迄尽ふべ言ふべしもいたく