心解害の果はゐる臭のとつくのおくの別こしたし
身の一徳ヲ。其か為て御道つかた奥のかろ
わさしも近何そこへ行出出てよい御／出￣。こくしける。
中の村の井筒屋へいてつとのじん
早の〳〵といふ下る人の紋ば。人の恋しやぎの奥の奥の奥の奥の奥
はか役に触留酒を咄して居さいそいそいふをせえは
わらも用及びておろ〳〵の栄耀も言ず。寝てへは一度にてへ
何やらず。夫のこそ夫々これて気に入て日物頼ことにいふて
座敷行ふりを。見やる宮城野五つぶか傍若いふが傍若やそれかとすろ
寄ておつたにからの咄を聞へ。棚を尋る人こゝへてに家どこゝ
つまれ何といふ所所じや思ヶ。奥州は白坂を在へ。鐘井村といふ所
其逆井井村と郷前に与茂作といふくつふべつ有べからさ其