でないものは一人もない。あれも序。しやあ
じやと夫なりけりにしまふては。こつちもおかへる商売
取直ねばならぬおれに成人の見けでも有てかくかくつ
軒造呼出たつ色狂ひに身をおゐをおとのバレバイノ
ぬべいまくつてつける動当じやと綿着する親
つ身の人御門大門へつ目聞けぬが見分と。きやつ紋をきや
わいつコレおもしそふなおのじやほどに随分大つか
かきやと知る恵を付るゝ此やうな得は勝手の扇しや
は。人けれと。これやわ浮世の身過世過そふいにゆへ
がるな此おれても。慈悲と情といふねはふねは不断心に忘
れはせぬマちかつといふて見よふや。此悪いは。いふ
たツ鬼王庄司左衛門じやくしや外に為帳子帳の如果