手にかけふか□それはればよく何とおとゝおて振上る。つめづめの手を着せし
かれのおや聞てから一倍いつか惜成た夫ぞ物は物はか情じや堪忍して下なして下
ませ。もゝと逃廻りおれ落に数たかれたかれ共最前いけなりけなり
れもとてもかはらぬ。都になつて。臆病者の花を。おちか見。先但し
てりつもなきへにごとはめされて。はらが。方々手を合すたのむと。
ともの外にはしじやつれやと恨も千万三万二万三拾人同士が
はづの隙やけに生れしかきを見するゝ老母子老の血の成しての中
の折からいつやあり久のちぬらぬかさつと山風の。身に染終に
こそのでたそゝのくやせ長男やみ老出の木戸にけかけかけばかる火まやける高
張のおもじとりやと三へしき事我子の小四郎殿ともなぬ物椀お見
来長は水いるくへかえ推参なてきみ合やまん中の二百善兵衛小四郎にわきに
ひんべかへば山の御陣所江十九と覚るぞうでこらやといづへり則只今にかいと用
高の小郷はかずこのをしむる間おそしとかけ出ず引つかへてし世の平家地出し時
政公の出昨日々佐々木雪うきあん恋我なを取出て憤る。こもむじなる事也