の後雨のことを知べき捨にて二天孫心にて指向
浅我也けれ駿火の中へお上な是なならぬなしたことなら
平かつくばひお客のがお待ゑでござります。さこそ〳〵
木兵衛殿舎駒はお水へ急度致したは放して在る宜敷御
礼申￣ル也。近￣ノ目ゆる〳〵御意得ませうとの口上。其お乳に天
名東郷た所に是を出￣ク思はぬ大酒にお礼失念に失念にて同
道イヤ先さきへお帰り。我等は件を伴ひ彼妾ででと
ざるか。然らばを日〳〵と。まつけよのわれて江助は松平さ
て行過る木曽兵衛跡を見送り見多く奥度はは女義
故。最前のからび木曽兵衛を風違ひの御にくはれんが。人に
は添て見たるには乗て見よと。中〳〵〳〵人の胸中は三ヶ
見へぬ物。ちも子細の事なりとは。これは／途中先を