師の能く、心を授業に留ると、留ざるとに
在り。教師若し授業中暗に心を他事に移
すときは、縦令教授を厳にすとも、小児亦
他事を思ひて、業を受るを以て。一行の文
をも、数日を経て、尚記憶し得ざる事あり。
是れ教師の放心に依るものなれば、実に
教師たる者は。精神を授業に留て、芍も放
心すべからざるなり。
生徒学術の進歩に従ひ。精密に階級を分
つ事緊要なり。若し階級の分段不精密な
る時は、是が為に学術の進歩を妨たぐる
ものなり、
生徒をして、乙の綴より、甲の微に進まし
むる時は。先づ卒業したる諸科を試験し。
充分其試験に、及芽する者に非ざれば、登
綴せしむべからず、其落華する者に於て
は、尚其級に止て、諸科を習意せしももへし、
一毎月生徒の学術を試験し。其後生に従ひ
○一室中の席順を定むべし、然る時は且夜
各学術の進歩を楽しみ。席順を争ひ競ひ