猫は小き獣にて人家に飼て能人馴れ鼠を挿て食ふ又女子の愛れと物と
猴は状ち人の如く頻と尻なく木の枝を登る事自由なり又兼て逃るを得
鬼は耳長く浦定短く後足長く故に縦飛ぶけり月夜には大に嗜むすり
一／飢は猛獣にて深山の洞中に接み至て義の騒きものにて人を投る事多
鹿は牡は角あり蛇は角なし山中楼み秋の夜啼声憐にて人之を聞て興
猪は山中に接む猛獣にて夜る出て田畑を荒す故に屋を構へて防ぐ也
一／猩は犬より小さく陰獣にして食を竊み怪しく化て人を駆りし威法也
狐は状ち犬に似て痩たり夜る出て食を竊み又人を誰かす悪獣なり
鯛は海魚にて頗る上品にして春八十八夜の頃腰爛と称し勝て美味そ
鯉は池湖溪川寺に生じ就中川魚の最上にて賓客の饗応に用ゐる物也
鮒は湖池川等に生じ状ち鯉に似て小し汁にし又煮て食用になきまゝ
金魚は色赤く鱗に金色を帯ぶ泉水又は鉢に入夏日の愛説なすものゝ
第一
神人天地萬物主宗善道信義祖父
祖母父母伯父叔父伯母叔母
連
親子兄弟姉妹親愛友愛
神は天地の主宰にして人は萬物の霊なり○
維
善道を以て身を脩め信義を催し
以て人に交る○親子の間は親子の間は親子の間は親子の間○親子の間は親子の間は
愛を主とし兄弟の祭は友次
圖
文部省
専とす○親の父を祖父といひ親
の母を祖母といふ○親の兄弟を
伯父叔父といひ親の姉妹を伯母叔母といふ