状羽色に因て、其名を異にせるなり、
第七十七
我国鷹を
放つは何
時より始
なか
鷹の類を俗に四十八鷹
と稱ふるは其多類をい
へるなり、其至大なるは
鷲あり、其力狐兒を撰み、
嬰児を抓去るに至る、小
なるは鵯の類なり、形小
なりこといへども猶能小
鳥を搏つ、鷹を養ひて諸
鳥を捕らしむる事、仁徳天皇四十三年、百濟￣ノ酒￣ノ君
始て馴￣ラし得て、天皇に献る、これを百舌野に放ち
て雉を捕らしむそれより愈其養法に精しくな
れり、又鶴は雌をいふ、其雄を児鷂と称ふ、雀鷂も
雌の名なり、雄を雀賊といふ、其他隼さしば等種
類殊に多し
此島の字は
如何
第七十八
声を賞して古より吟詠する鳥多しよりぐひすは
古に春鳥の字を用ゐ又鷹字を仮借す我邦一種
好音の鳥にして別に其字なし告天子は春闌け